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ダージリンの中心部の環境

ダージリン駅を中心とすると、観光客が多いチョウラスタ広場の方面は高台の方にある。また、地元のどちらかというと裕福な人たちは高台の方に住んでいて、道に落ちているゴミも比較的少なくきれいなほうだろう。

ダージリンはいたるところにこのような階段がある。もともと山の中に街を切り開いているのでどこへ行くにも階段を上ったり降りたりするのが地元の人々の生活である。

庶民的な地域や貧しくなればなるほど、駅よりも下に向かう方向に住むようだ。ゴミ処理のしくみもあまり良くない。標高の低いエリアにゴミ溜めのようなところがあって、そのような地域はハエだらけで道を歩くたびにハエが舞う。ダージリンは全体的に下水道のインフラの発達が遅れている。観光などで栄えているのではないかと思うところだが、実際にはウェストベンガル州のはずれにあるダージリンは州全体の中でないがしろにされていて、行政から十分な資金がもらえていないらしい。

貧しいエリアでは多くの人は毎日自分で有料や無料の湧き水の出てくるところまで水を汲みにいかなければならない。不便なところにある湧水は無料だが、重い水のボトルをもって急な階段を上り降りするのはそう簡単ではない。有料の水は100リットルで30ルピーぐらいだったと思う。

観光客はそういうエリアには行かない方が衛生的に安全だろう。(そのような地域でも人々自体は比較的穏やかで平和な人が多いので、犯罪などの面では特に危険ということはないと思う。ただお酒を飲みすぎる傾向の人も多い地域らしいので注意。)写真は標高の低いエリアから撮った写真。標高差で気温もだいぶ違うので下に行くほど寒さに関してはしのぎやすくなる。観光客のエリアは標高の高いエリアなので比較的に寒い。

ダージリンのホテルや交通事情(2016現在)

ダージリンにおいても、ホテルの質や価格はピンからキリである。観光地としてインド国内や海外から観光客が流入してくることや、地域経済が観光産業に頼っているところがあるために、全体的にインドの他の地域と比べるとホテルは必ずしも安い方ではない。日本人の感覚で衛生面などで最低限安心して泊まりたいなら一泊一部屋(大抵二人くらいでシェアできる)で1700-3000ルピー(約3000-5000円)が相場だろう。リゾート気分を満喫したいなら6000ルピー(約10,000円)以上もいいだろう。

レストランや買い物やちょっとぶらっと出かける移動にも簡単にタクシーは拾えないので、短期の滞在なら中心地から近い便利なところにした方が安心である。

買い物や食事に歩いて活動できる中心地とはスーパーマーケット等の入っているRink MallとChowrastaの間あたり。

一番近いバグドグラ空港からダージリンまでのタクシーの相場は2500-3000ルピー。空港にトラブル防止の為か警察がモニターしているタクシー斡旋のブースがあるのでそこでハイヤーした方が良い。個人で近寄ってくる人には注意した方が良い。山道を含め3時間くらいかかる。またダージリンに着いてからもホテルの場所によってはさらにチャージされたり、狭い入り組んだ車が実際入れないような路地にあるマイナーなホテルもあるので注意が必要。

安くあげたいなら付近の大都市であるシリグリ(Siliguri)までまずは何とか行って、そこから出ている乗り合いのジープで行くこともできるらしい。但し時間もかかり、言葉もいまいち通じない観光客には不安で不便なので初心者はやめておいた方が無難だろう。またダージリンに着いてからもジープの終着場にいくのみなのでそこからまた自力でホテルに行かなければならない。

デリーやムンバイなどのいわゆる大都市では簡単に拾える「オートリクシャ」はダージリンには存在しない。上り下りの多い山の中の町を走るにはリクシャの動力では通用しないのだろう。大体が個人タクシーみたいなかたちで小型の自家用車で営業している。また地元の人に聞けば、ジープのバスみたいなものが所々運航しているらしいが初心者の観光客には簡単にはマネージできないだろう。

タクシーの需要も多いため、そう安くはない。せっかくの観光なので少し遠出したいならば、ホテルの人に頼んでタクシーを斡旋してもらうか、ダージリン駅の周辺などで観光客相手に集客している運転手がいるので、価格を前もって交渉して利用するのも手だろう。

筆者はDarjeeling滞在中に隣の州であるSikkim州のGangtokという街に数日観光に行ったが、乗り合いジープで4時間程の距離で一人片道250ルピーだった。ただし、乗り合いに集まる人数が集まるまで長々車中で待たなければならなかった。
ジープが集まるポイントになっている乗り場

またシッキム州に入るには外国人は許可証を取らなくてはならない。ダージリンにあるオフィスにパスポートを持って行ってくだけでとれるらしい。

ダージリンの観光スポット - チョウラスタ広場

チョウラスタは観光客や地元の人が散歩がてら集まる広場。高台で眺めも良く、広場を囲むように沢山のベンチがあるので、ゆっくり座ってくつろげる場所。写真の右側に見える金の銅像がある。その付近右側にステージのような一角があって時々イベントなどで使われる。

ダージリンの食べ物


これはベジタリアンのスープヌードル。インドの他の州と違ってダージリンの食べものはネパール風のようだ。基本的に薄味だったが、辛しょっぱいレッドチリペーストを掛けて味を調節できる。





日本で食べる餃子と似ているのがモモ。ダージリンではいたるところで100円ぐらいで一食分のモモが食べられる。ベジタリアン、ノンベジタリアン両方ある。小さいスープのボールと一緒に出てくる。上の写真の上半分はお店で食べたもので、下半分は友人の手作り(丁寧に綺麗なギャザーが入るように作ってくれていたのが印象的だった)。






これはネパール人の家庭料理。左側の鍋の深緑色の野菜は日本で食べるワラビかゼンマイのようなものだった。インドにやや近いスパイスでの味付けや料理に油をもっと使うのが日本食との違い。




観光客向けにちゃんとピザハットもあった。(チョウラスタ広場に向かう商店街みたいな通り)配達バイクも前にとまっているのでデリバリーもしてくれるだろう。雨が多い時期などで出かけたくない時には助かるかも。(2016年4月現在)

ダージリンの言語

ダージリンで最も多く話されている言語はネパール語である。もともとイギリスがお茶のプランテーションを開拓する際にネパールから多くの労働者が移民したという経緯があるそうだ。その他はウェストベンガル州の主要言語であるベンガル語、インドの公用語であるヒンディ語、イスラム教徒移民がメインに話すウルドゥー語などだろう。観光客の行く場所であれば大抵の場合簡単な英語は通じる。またネパール語の話者の多くはヒンディ話もいくらか話せる。片言でも地元の言葉を話せば喜んでくれるかもしれないので、「ありがとう / ダニャバードゥ」や「こんにちは / ナマステ」などの簡単なフレーズをおぼえていこう。

ダージリン駅

 ダージリンの中心とも言える駅。この駅名の表札はロンドンの駅を思い出させる。インドではイギリスが統治していた時代に鉄道が発達した経緯から、駅名の表札のスタイルがイギリスのものと似ている。




駅から高台の方を見上げた風景


駅から下の方を見下ろす風景